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身近な問題を調査する興信所

みなさん「探偵」とか「興信所」と聞くと、どんなイメージが思い浮かびますか? ドラマや映画ではどんな難事件も鮮やかに解決してカッコイイですし、そしてちょっと謎めいたミステリアスなイメージがあるのではないでしょうか。

でも、テレビや映画で描かれているそうした華々しいイメージとは違って、興信所の仕事は意外と身近な問題を扱っていて、けっこう目立たないものが多いのです。

興信所に寄せられる個人からの調査依頼のうち、約7割は「浮気調査」や「不倫調査」などの、男女間のトラブル関係だとも言われています。

ほかにも、行方がわからなくなった家族や親戚がどこでなにをしているのか調べる「行方調査」や、結婚相手の素行や過去を調べたりする「身辺調査」などがあります。

このように、興信所の行っている仕事内容は、意外と私たちの生活に身近なものが多いです。 身近な問題を調査する探偵 個人からの依頼に加えて、近年増えているのが企業や法人からの依頼です。企業からの依頼にはどんなものがあるのか?

まずは、 会社の信用度を調査する「企業信用調査」があります。

たとえば、新しい会社と初めての取り引きを行う場合、よくわからない相手と取り引きするのは不安が伴います。 安心して取り引きを行うためにも、取り引き相手の会社の経営者や幹部が信頼の置ける人物かどうか、会社の経営状態に問題はないかどうかを調べたり、過去にヘンなうわさが流れていないかどうかなど、会社の実態を調査することが必要になってきます。

また、企業から寄せられる多くの依頼のひとつに「人事調査」があります。企業からの依頼では、現役の社員や元社員の行動調査がほとんどです。

現役社員の調査では、機密情報をどこかに漏らしていないかどうか、横領していないかどうかなどの、企業スパイが疑われる場合や、その他の不適切な行為が疑われる場合に調査を行います。

業務終了後に何をしていて、どんな人と会っているのかなどを尾行によってこっそり探られることもあるわけですね。

最近は成績が振るわない営業マンの調査依頼も増えているようです。 外回り中のあやしい行動を調査するために尾行し、パチンコ・競馬などで時間潰しをしたり、どこかでサボっていたり…そうした不正な行動をしていないかどうかこっそりと調べるのです。 どこでだれに見られているかわかりませんので、営業マンも気が抜けなくて大変です。


 

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